サクラ印ハチミツ | 加藤美蜂園本舗

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はちみつCAFE

はちみつQ&A

お客様からよくいただくご質問の中から、いくつかご紹介いたします。


1はちみつが白く(もしくは黒っぽく)固まりましたが大丈夫ですか。

これははちみつの「結晶」です。品質には全く問題ございません。
はちみつが固まる事を「結晶」といいます。「結晶」の始まりは、はちみつ中の花粉等の粒子が核となり他の花粉等の粒子と結合していき白い斑点のように増え、次第にはちみつが固まっていく為カビのように見える事があります。これははちみつ本来の特性で、品質には全く問題ございません。
はちみつの種類により結晶しやすいものとしにくいものがございますが、天然産物なので最終的にはどうしても結晶してしまいます。保管の際は直射日光を避け、常温での保存を推奨しております。
もちろん結晶した状態でのご使用も、食感にざらつきはありますが問題はございません。(Q4「なぜ、はちみつは固まるのですか。」も参照)

2はちみつが結晶した場合どうしたらいいですか。

湯煎していただく事により液状に戻ります。
はちみつの結晶化についてページへ
鍋に50~ 60 度位のお湯を用意して、結晶したはちみつ商品のキャップを緩めてから容器ごと鍋に入れ湯煎してください。結晶状態により結晶が溶けるスピードは異なりますが、30 分~1時間程度で元の状態に戻ります。また湯煎の際、結晶したはちみつは、中心部まで熱が通りにくい為、スプーンや菜箸などで結晶部を砕くようにかき混ぜながら湯煎していただく事をお勧めします。
湯煎にて結晶を溶かしても、いずれはちみつは再度結晶いたしますが、湯煎を行う際、小さな結晶も含め、完全に全ての結晶部分を溶かしていただいた方が、何度も結晶を溶かす手間が減り、再度結晶するまでの期間が伸びます。

3はちみつの結晶を電子レンジで溶かしてもいいですか。

お勧めしません。
はちみつをあまり高温にしてしまうと、本来の風味や色味、栄養価が変化してしまいます。電子レンジは温度調節が難しく、急速に温度が上がってしまう可能性が高いため、お手間をお掛けしてしますが湯煎していただく方法をお勧めしております。

4なぜ、はちみつは固まるのですか。

様々な要因が重なりはちみつは結晶いたします。
■はちみつが結晶しやすい条件
・はちみつ中のブドウ糖分が果糖分より多い場合。
(例えば、アカシアはちみつは結晶しにくいはちみつと言われております。)
・はちみつに気泡があり、振動などが加わった場合。
・外気温が15~16℃以下になった場合。
・保管場所の気温差が生じた場合。
・長期保存した場合。

5今まで使っていたはちみつは結晶しましたが、今回使用しているはちみつは結晶しません。(白く固まらないはちみつはニセモノですか)

結晶は自然現象。はちみつの種類により結晶するまでのスピードが異なります。
弊社の「はちみつ」は純粋はちみつのみを使用しております。純粋はちみつにおいて結晶はいずれ起こりますが、はちみつの花の種類やお客様の保管状況により、結晶するタイミングが異なります。これは、容器中に含まれる結晶の核となる物質(花粉など)の量や、はちみつ中のブドウ糖と果糖の含有比等により変わります。特にブドウ糖は果糖より結晶しやすい性質がある為、ブドウ糖の多いはちみつは結晶が早い特徴があります。
結晶は自然現象のため、結晶する要因に当てはまる環境においても固まらない場合もあります。そのため、「いつ固まりますか」というお問い合わせをいただきますが、ご家庭での保存状況などの要因も大きく関わりますので、固まるまでのタイミングを把握するのが困難となります。

6開封後いつまでに食べたらいいですか。

開封後も賞味期限を目安にお召し上がりいただくことをお勧めしております。賞味期限は美味しさの目安です。 はちみつは保存性の高い食品の為、ほとんどの微生物が活動できず、古くから天然の保存食品と言われております。しかしながら時間の経過とともに、風味が落ちたり色味が濃くなります。また、容器中に水分やパンくずなどが入りこむとはちみつが痛む恐れがありますので、開封後はしっかりと蓋をして中に異物が入り込まないようにご注意ください。

7開封後はどのように保存すればいいですか。(夏場、常温で保存して大丈夫ですか)

夏場でも常温で保存してください。(冷蔵庫での保存は不要)
はちみつは保存性の高い食品ですので、夏場でも直射日光を避け常温での保存が可能です。また、冷蔵庫で保存すると結晶しやすくなります。夏場でも冷蔵庫に入れる必要はありません。

81歳未満の乳児にはちみつを食べさせてはいけない理由は何ですか。

乳児ボツリヌス症にかかる恐れがあります。
自然界にはボツリヌス菌という細菌が存在します。はちみつは、まれにボツリヌス菌の芽胞が入っている事があり、乳児の口から芽胞が入る事により腸管内で発芽・増殖し毒素を発生することで「乳児ボツリヌス症」を発症することがまれにございます。1歳を過ぎれば腸の働きもしっかりしますので問題ありません。

9はちみつは砂糖に比べて何が良いの?

砂糖の主成分は、果糖とブドウ糖が結合した「ショ糖」という糖類です。ショ糖が体のエネルギーとして使われるためには、体内で果糖とブドウ糖に分解される必要があります。一方、はちみつの主成分は果糖とブドウ糖。どちらも体内で分解する必要のない単糖類のため、胃や腸に負担がかかりにくく、すぐにエネルギーとして吸収できます。そのため、体力のないお年寄りやスポーツ選手の栄養補給にも向いています。

10国産はちみつと外国産はちみつの違いは何ですか。

大きな違いはありませんが、水分量の違いや価格の違いがあります。
はちみつには「社団法人全国はちみつ公正取引協議会」で決められている「はちみつ類の表示に関する公正競争規約」の中で、「輸入はちみつは水分20%以下」、「国産はちみつは水分22%以下」と水分量に決まりがあります。また、国産はちみつに比べ外国産はちみつは「労働賃金(人件費)」「物価」などの関係で「外国産はちみつ」の方が安く販売されております。国産はちみつは生産数が少なく、養蜂家も減少している事から高価になっているのが現状です。

11採れる花によって味や色の違いはありますか。

花の種類によって異なります。
はちみつは蜜蜂が集めてくる花の種類によって味や色が変わります。色の薄いアカシアのはちみつなどは味も匂いも淡白で、蕎麦のはちみつのように色の濃いものは灰分やミネラル類が多くなり、特有の香りが強くなります。

12紅茶にはちみつを入れると黒くなるのはなぜですか。

はちみつ中の鉄分が、紅茶のタンニンと結合しタンニン鉄を生成するためです。
はちみつを紅茶やコーヒーに入れると味がまろやかになります。しかし、色が黒ずんだり濁ったりしてしまいます。これは、はちみつ中に含まれる鉄分が、紅茶のタンニンと結合してタンニン鉄ができるためです。そのまま飲んでいただいても体に害はありません。